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turboの日記

読むこと、聞くこと、書くこと、世界の探求

ことばと心、肉と身体

今年の夏はいろんな意味で暑かった。 メディアが連日リオ・オリンピックで賑わっていたし、個人的には甲子園大会も連日テレビで観戦した。 そして例年になく地元鳥取市の気候が暑かった。 甲子園とオリンピックがほとんど同時に終わって、ちょうど夏の暑さが…

健康と芸術とマンガ家と 吾妻ひでお『失踪日記』『アル中病棟』

このところブログを更新することができませんでした。 ほとんどなにも頭に浮かばない状態で、小説を読んでも長続きせず、昨夜はマンガを一話読んでくたびれるというありさまでした。 そのマンガが吾妻ひでおさんの『失踪日記』で、あんまりおいしそうにお酒…

なりきり古代人として 近藤ようこ『死者の書』

近藤ようこ『死者の書』上下巻を読みました。 原作は民俗学者・国文学者の折口信夫です。 僕は本も漫画も読むのが遅いのですが、この漫画はほとんど一気読みしました。 藤原南家、豊成の娘、郎女(いらつめ)は、外の様子も知らない箱入り娘でしたが、千部写…

つれづれなるままに 日暮らし 硯にむかひて 「Kiss4月号」

Kiss4月号に「のだめカンタービレ」の読み切りが掲載されています。 僕は単行本で読んでいて、しかも未だ完読してないのですが、Kissを読んでみました。 ツイッターで予告があったとおり、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番でした。 ラフマニノフといえば、…

貯水槽の上の美少女 ほしよりこ『逢沢りく』

まず、このマンガの特徴は、上下巻以外、ひとつも区切りがないことです。 第何話というような切れ目が一切ありません。 だからどこで一息つくとか、読者は自分で判断することになります。 なんでもないことに思われそうですが、この作品のテーマに「技巧」が…

背筋を伸ばしたくなるマンガ 高野文子『黄色い本』と『るきさん』

高野文子さんの『黄色い本』の表題作「黄色い本」を読みました。 何かで素敵な読書論になっているとの評を読んだからです。 若い人に混じって書店のマンガコーナーをうろうろ探していると、だんだん場違いなような気がして恥ずかしくなったのですが、「読書…

橋の上からの劇場  トーマの心臓、うる星やつら、3月のライオン

先日、『うる星やつら』を久しぶりに読んでいました。 そこで、おや?と思ったのが、三宅しのぶの髪型でした。 ちょうど『トーマの心臓』も読みかえしていたので、なんか似てると思ったのです。 三宅しのぶの髪型が似ていたのは、なんとトーマ・ヴェルナーで…

ゴーン、ゴーン、ゴーン ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」と『のだめカンタービレ』第5巻

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、ある時、ワンフレーズがめっちゃ自分の琴線に触れたことがありました。 第1楽章の4分ぐらいから始まるピアノとオーボエのパートで、ほんに綺麗だなーと思って、思わず涙がポロリとこぼれました。 つらい時期だったか…