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turboの日記

読むこと、聞くこと、書くこと、世界の探求

クラシックオムニバスのハイレゾ音源を買ったのだけど・・・

ハイレゾ音源を購入した。 去年の大晦日にテレビ東京系の年越し番組ジルベルト・コンサートで演奏されていた「ボレロ」を含むクラシックのオムニバスだ。 これでハイレゾ音源では二つ目のアルバムである。 「ボレロ」の他にも、ロッシーニの「泥棒かささぎ」…

18歳の自分へ

個人的な話になりますが、僕は18歳の時に大学をドロップアウトしました。 その後もう一度大学に入り直して卒業しますが、一度ドロップアウトした事実は、無意識のレベルでずっと尾を引いていたように思います。 きっかけは、ささいな行き違いでした。 大学の…

大晦日に、Another Sky

大晦日になりました。 帰省されている人も多いですね。 慌ただしさと同時に、今年もなんとか一年の締めくくりを迎えることができそうだという幸せな気分になります。 NHKでは紅白歌合戦があり、第九のコンサートも放送されます。 そんな日になんですが、僕は…

ノマド・ドゥルーズ・アナグラム

本棚の整理をしていたら、ノマドロジーということばが目に留まりました。 篠原資明『ドゥルーズ』のサブタイトルですが、これってあのノマドワークと関係あるのかなぁと思いました。 常見陽平『自由な働き方をつくる』によると、ノマドとはもともと遊牧民と…

雨は夜更け過ぎに 雪へとかわるだろう

今夜はクリスマスイブです。 僕は、おかざき真理『ずっと独身でいるつもり?』とか、あずまきよひこ『よつばと』とか、村上春樹『風の歌を聴け』とかをちょっとずつ読みながら、酒をあびるように飲んでいます。 ツイッターをみると、リア充さんは街に繰り出…

アップルウォッチの使える機能はなにか

アップルウォッチを買って2カ月が経とうとしています。特筆すべきは朝起きてつけると、風呂に入るときぐらいしか外さない生活が、ずっと続いているという事実です。腕時計って手に違和感を感じて、すぐに外して机の上に置いたりするたちなので、アップルウ…

あの人は、なぜあんなに知的体力があるのか?   西林克彦『わかったつもり〜読解力がつかない本当の原因』

自慢にもなりませんが、僕と出会い、すれ違っていった多くの友人、知人たちが、現在、研究職や専門職についています。 中には授業に1度も出ずに、試験の採点講評だけ聞きに来た大学の先輩とかもいて、すごいなと思ったりしましたが、単に図々しいだけだった…

続・ハイレゾ体験記  NePLAYERでパフォーマンスを診断する

ハイレゾ体験記が終了しても、ハイレゾ熱というか音楽熱、オーディオ熱はいっこうにおさまりません。 どうしたらいい音が聴けるかの探求は続いています。 レポートで、ハイレゾは結構いい音だ、という感想を書きましたが、手元の環境でどの程度のサンプリン…

文学理論といふもの 間テクスト性の間(はざま)で

ことばというものは、一対一で対応していません。 廣野由美子『批評理論入門』を読んだばかりなのですが、たとえば、この「批評理論入門」ということばが指示する事態は、一筋縄ではいきません。 まず、「批評理論入門」は僕の手元にある一冊の本を指示しま…

ハイレゾ体験記  第8回 iPhoneでハイレゾを聴く

おはようございます。 長々とレポートしてきましたが、今回で最終回となりました。 何度か書いてきたように、ハイレゾを聴くとは、音源の選択からアンプ、スピーカー、イヤホンまで、自分なりのシステムを構築することです。 自分がここまではまるとは思って…

ハイレゾ体験記  第7回 Macで試行錯誤する

おはようございます。 このレポートも7回目まできましたが、実際にオーディオ機器をいじりはじめると、自然に技術的なことを勉強するようになります。 USBケーブルをあちこちつなぐのと同時に、知識もネットワーク状に強化されていきます。 まだまだ知らな…

ハイレゾ体験記  第6回 音源はONKYOの一択

おはようございます。 ONKYOのDAC-HA200を購入したわけですが、気になる音はどうだったか。 いまのところ、iPhoneからヘッドホンで聴くときは、必ずHA-200をつけるようにしています。 シンプルな機器ですが、音がほんとよくなります。 これ持論なんですが、…

ハイレゾ体験記  第5回 ハイレゾ音源とは何か

おはようございます。 今回はちょっと難しい話になります。 いままでハイレゾ音源は、いい音だという前提で話を進めてきました。 たしかに音的には、細部まで繊細な音らしいのですが、その音を人間が聴き取れるかどうかは、また別の話なのです。 犬の方が高…

橋の上からの劇場  トーマの心臓、うる星やつら、3月のライオン

先日、『うる星やつら』を久しぶりに読んでいました。 そこで、おや?と思ったのが、三宅しのぶの髪型でした。 ちょうど『トーマの心臓』も読みかえしていたので、なんか似てると思ったのです。 三宅しのぶの髪型が似ていたのは、なんとトーマ・ヴェルナーで…

ハイレゾ体験記  第4回 ONKYO か OPPO か

おはようございます。 そんなにいい音を求めて、君はいったい何を聴きたいの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 最近(ここ1年ぐらい)は、ほとんどクラシック音楽ばかり聴いています。 去年の12月頃、地元の大学のクラシック音楽サークルの定…

ハイレゾ体験記  第3回 DACとポタアン

おはようございます。 前回、「PC特有のノイズ」があるということを紹介しましたが、今回はそのつづきを説明していこうと思います。 PC特有のノイズというのは、PCが多目的・多機能の機器であることから生じます。 音楽を再生するほかに、原稿を作成したり、…

ハイレゾ体験記  第2回 きっかけは、プレイヤー

おはようございます。 今回は、ハイレゾを導入することになったきっかけについてレポートします。 よく言われることに、標準仕様のままだと、音が物足りないというのがあります。 iPhoneだと、イヤホンは付属してきますし、ミュージックというアプリもはじめ…

ハイレゾ体験記  第1回 僕のハイレゾ前史とはじめのご挨拶

おはようございます。 これから僕がハイレゾ音源を聴くまでを、8回にわたってレポートしようと思います。 ハイレゾは音がCDよりいいらしくて、気になってはいたのですが、仕組みが複雑で手が出ませんでした。 ハイレゾのアンプを買ったとして、どうやって音…

ゴルトベルク変奏曲とグレン・グールド/Goldberg Variations と Glenn Gould

グレン・グールドの「ゴルトベルグ変奏曲」を何かの拍子に思い出した。 「ゴルトベルグ変奏曲」は、バッハ作曲で「アリアと種々の変奏」と題されている曲で、不眠症に悩む貴族のためにゴルトベルグが演奏したという逸話から、通称「ゴルトベルグ変奏曲」と呼…

その苦労には何の意味もないかもしれないけれど

かつて、プロ野球の松坂大輔投手の名言に、僕は夢ではなくて、目標を追うというものがありました。 言い回しは少し違うかもしれませんが。 その理由は、夢は覚めるもので、決して叶わないからだったと思います。 いまから思うと、言葉の使用がいささか厳格に…

間違いというバッファ

最近、僕は些細なことで落ち込むようになった。 Feedlyが更新を読み取らないとか、Facebookの友だち申請で承認をもらえないとか。(後者はダメージ大きいか・・・) そういうのが、地味にダメージになって、結局、MacBookProのメンテナンスに走ったりするも…

映画を撮ってみないか

最近のスマホはすごい高性能だ。 映画だって撮れそう。 そうだ、映画を撮ってみないか? 10年ぐらい前、映画を撮ることは、とてもハードルの高いことだった。 まず、機材をそろえることが難しかった。 カメラが必要だわ、パソコンが必要だわ。 でもいまはiPh…

「十分間、時間を欲しいの」 村上春樹さんの読者を引きつけるテクニック(?)と読書スピード

十分間、時間を欲しいの。 失礼ですが、どちらにおかけですか? あなたにかけているのよ。十分だけでいいから時間を欲しいの。そうすればお互いよくわかりあうことができるわ。 『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭のセリフを抜き出してみました。 謎めいたやり…

これが「ぼっちてんと」だ

今回は、ビビラボ室内用テント、ぼっちてんとを紹介します。 お盆前に買ったはいいんですが、置き場所に困って、閉じたまま自室に放置してありました。 幅130cm × 奥行130cm × 高さ160cm ありますから、結構大きいのです。 最近、ふと、ここ…

サウスポーについての考察、あるいは壬申の乱  わたしピンクのサウスポー

ピンクレディーの「サウスポー」を聴いていて、あれ〜、って思いました。 ”背番号1の凄い奴が相手。 フラミンゴみたい、ひょいと一本足で。 スーパースターのお出ましに、ベンチのサインは敬遠だけど、逃げは嫌だわ。” たまたま壬申の乱について調べていた…

ゴーン、ゴーン、ゴーン ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」と『のだめカンタービレ』第5巻

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、ある時、ワンフレーズがめっちゃ自分の琴線に触れたことがありました。 第1楽章の4分ぐらいから始まるピアノとオーボエのパートで、ほんに綺麗だなーと思って、思わず涙がポロリとこぼれました。 つらい時期だったか…

冒頭からネタバレ?『ロング・グッドバイ』を読み返す

“The first time I laid eyes on Terry Lennox he was drunk in a Rolls-Royce Silver Wraith outside the terrace of the Dancers.” Raymond,Chandler. The Long Good-bye. PENGUIN BOOKSより。 これはレイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』の最…

自分の特技は人に訊いてみよう

「できることをしよう」といわれても、自分のできることはなんだろう?と悩むことがあるかもしれません。 自分のスキルと他人が求めていることにギャップがあるってことですよね。 そういう時は「こんなのどうですか?」って訊いちゃったらどうでしょうか。 …

ねじまき鳥クロニクルの系譜学

今日もグズグズしている。 — nakayama (@teketekeCm) 2015, 8月 30 電話があったけど出なかったので、物語が始まらなかった。 — nakayama (@teketekeCm) 2015, 8月 30 井戸にまつわる話が何かあるかもしれない。調べてみようっと。 — nakayama (@teketekeCm)…

仕事勘

楽しみを2種類に分けるとすると、次のような分類になると思う。 目的をもって、達成する楽しみ。 もう一つは、純粋な楽しみのための楽しみ。 こどもは、純粋な楽しみのための楽しみが得意だ。 大人は、楽しみすらなんとか仕事に活かせないかと考える。 それ…

ツイッター的世界観とは、持ちつ持たれつの非対称関係である

昔、ツイッターの使い方で悩む人がいた。 「なんかね、ツイッター見てると、あっという間に日が暮れて、一日終わってることがあるんすよね」と彼は言った。 僕は同意した。 ツイッターとは、リアルな現実世界をそのまま反映したものではないか、といった様々…

吉本隆明さんとの気分的な切断について

村上春樹さんを好きになってたくさん読んでいると、村上さんがどういう人の影響を受けてきたかということも知りたくなります。 ドストエフスキーとかフィッツジェラルドとかチャンドラーとかが有名です。 一方でいま現役の知識人や影響力を持つ人の多くに影…

iPhoneのミュージックライブラリが一部空になった時の対処法

AppleMusicがスタートしてから、iTunesの表示が新しくなり、iPhoneのミュージックアプリも刷新されました。 私も早速、AppleMusicに登録しましたが、そのせいか、iPhoneのミュージックライブラリの曲が一部消えるという問題が発生しました。 また、CDからMac…

哲学よもやま話

自我とは何か。 もう少し砕けた言い方をすれば、わたしって何? 西洋近現代哲学がテーマにしたのは、第一にこの問題だったのではないかと思います。 はじめにデカルトの「我思う故に我あり」があって、カントの理性批判等が続き、ヘーゲルの絶対精神で完成を…

自分探しの終わりと新しい座椅子を見つけた方法

長い間自分探しをしていると、年をとった無力な自分を発見する。どこかに理想の自分があるという思い込みには、現実でなにかさせてみたらいい。きっとギャップに驚くだろう。もちろん全くなにも出来ないというわけではないが。 座椅子も理想的なものを探すと…

クラシック音楽広めたい

昨日うちの母が、クラシックコンサートデビューを果たしました。 地元では12年ぶりになるNHK交響楽団のコンサートで、ブラームスの演奏でした。 私と父も昨年、地元の大学の管弦楽団の定期コンサートでデビューしたばかりですが、ベートーヴェンの交響曲第7…

中年の証明

学校では満遍なく平均点以上を取ることがよしとされていました。ただ、そのやり方が社会で通用するかというと、微妙です。やることの範囲は止めどなく、持ち時間には限りがあるからです。ひとつでもなにか得意なことがあれば、範囲は狭まるし、リソースを集…

お金と時間の使い方

青年期の旅立ちにおいて、意外と大事なことを紹介します。 特に、学生さんは、気をつけたほうがいいと思います。 お金と時間の使い方には注意しましょう。 というのも、高校を卒業したぐらいから、お金も時間も、今まで扱ったことがない量を扱わねばならなく…

変身

深夜に階段を昇ると、家庭用ゴキブリ捕獲器が置いてあった。 最近、ゴキブリが2階にでるようになったのだ。 私は、自分の寝室に入って眠ろうとした。 それまで机で、自分の履歴をふりかえろうとしていたのだが、40歳を迎えて、これからのことを考えると、何…

メタボになる前に、運動量を管理する

先日、オムロンの体組成計に買い替えました。5,000円ぐらいのやや高価なものだったのですが、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、BMI(肥満度)、骨格筋率等を測定し、評価してくれます。また目安として体内年齢も評価してくれます。一度登録すると、体組成計…

可能性の条件について

可能性の条件という言い方をどこで覚えたのだろうと思って、ググって調べてみた。カント哲学や法律、行政方面で使われているらしい。どうやら、僕はカントを学校で聞きかじっているうちに覚えたらしい。そういえば耳慣れないうちは、意味をつかむのに苦労し…

なぜ努力や練習をするのか

努力とか練習って、どうして必要なのか。いろいろ回答はありそうだけど、技術を身につけるためだというのが、自分にはぴたっとくる。才能は、定義上、あらかじめ備わった所与のものという意味で使われるので、努力とか練習で変えることができない。 でも技術…

A寝台で行こう

東京に住んでいた頃は、実家に帰るときよく寝台列車サンライズ出雲号を利用していました。最近、寝台列車は廃止か高級化して観光用として復活させる傾向のようですが、サンライズ出雲号はまだ現役の足と言っていいと思います。サンライズ出雲号は、東京〜出…

線路は続くよどこまでも

夜中に目が覚めて、少し落ち着いて作業をしようかと思ったのですが、テンションが上がらなくてどうしようかと迷っていました。 ふと、駅のアナウンスとかテンションが上がるよなと思い、YouTubeを探してみました。 最初は東京駅の新幹線のアナウンスを探して…

思い出に残った修学旅行

山陰地方の学校だと、修学旅行は、東京か京都、あるいは広島に向かうことが多かった。地区で持ちあがり式の公立校では、小学校と中学校でうまく組み合わせて、東京(または京都)と広島の両方に行くようになっていたと思う。 ただ、転校等でイレギュラーにな…

ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ

それなりに長く生きていると、壁に突き当たることがあります。ただ、渦中にいると、自分が壁にぶつかっていることに気が付かないこともあります。 先日の夜、本棚に眠っていた本の背表紙に目が止まりました。学生の頃に読んだ時は、最後まで読み切れなかった…