ハイレゾ体験記  第8回 iPhoneでハイレゾを聴く

おはようございます。

長々とレポートしてきましたが、今回で最終回となりました。

何度か書いてきたように、ハイレゾを聴くとは、音源の選択からアンプ、スピーカー、イヤホンまで、自分なりのシステムを構築することです。

自分がここまではまるとは思っていなかったし、音楽を楽しむのとはまた別の楽しさがあると思います。

どうしても音が鳴らなかったのに、接続や設定をいじって音が鳴りだすと結構感動します。

 

前回までで、残すはハイレゾ対応イヤホンになりました。

イヤホンは使えるのを結構もっているし、あまりお金をかけたくありませんでした。

なので、安さとレビューを決め手に、Amazonで、ELECOMのEHP-CH1000GD を購入しました。

家に届くと、さっそく試し聴きしながら、イヤーピースはどれがいいかまで念入りに調べました。

僕には、Sサイズが一番よく聞こえるように感じました。

 

 

さて、ハイレゾを聴いた感想です。

ベートーヴェン交響曲第7番しか聴いていないわけですが、印象は、落ち着いてクリアな音だと思います。

音がよくなったと言って、音が大きく聞こえるようになっただけじゃないかと思うことが時々あるのですが、ハイレゾの場合は、クリアになる感じがします。

 

音源の録音が違いますが、同じレナード・バーンスタイン指揮のベートーヴェン交響曲第7番で、通常の音とハイレゾの音とを比較してみます。

オーディオ環境は、音源以外全く同じ。

プレイヤーは、HF Player のままで、ボリュームも変えません。

ポタアンはDAC-HA200、イヤホンが EHP-CH1000GD 。

通常の音源にすると、音の大きさは、むしろ通常の音源の方が大きく感じます。

通常の音源には、「サー」というノイズが入りますが、ハイレゾではあまり聞こえません。

もしかすると録音の違いかもしれませんが。

それにしてもハイレゾはクリアできれいな音です。

ちょっとした物音のようなものまで聞こえてきます。

とてもクリアなせいか、ときどき自分の琴線に触れる音が聞こえてくることがあって、何かぐっとこみ上げてくることがあります。

ちょうど先日、オーケストラの生演奏を聴きに行ったのですが、ハイレゾはアナログ寄りの音だと感じました。

 

長々レポートしてきましたが、以上で終了したいと思います。

聴こえかたには個人差があるし、機器のそろえかたで音の聞こえ方も変わってくるかと思います。

個人的に、ハイレゾはクリアでいい音だと思います。

金銭的には、音源も含めて、まともにそろえると10万円は必要かなという印象です。

ただ、ひとそれぞれ置かれた環境から嗜好まで異なります。

そっちには行かないという選択肢も含めて、ハイレゾへの道はたくさんありそうな気がします。

これにて、ハイレゾ体験記を終了したいと思います。

読んでくださって、ありがとうございました。

 

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