たー坊の日記

読むこと、聞くこと、書くこと、世界の探求

受け手としての大瀧詠一

大瀧詠一という人を知っているだろうか。

数年前にお亡くなりになられましたが、いまでも熱心なフォロワーが沢山いて、その人たちはナイアガラーと呼ばれています。

僕がフォローし始めたのはごく最近のことで、失礼があっては困るのだけど、大瀧詠一さんのどこがすごいか考えてみました。

 

1)ミュージシャンとしての実績がすごい。

 

はっぴいえんどというバンドで、細野晴臣松本隆鈴木茂といういまから見ればそうそうたるメンバーでデビュー。

2作目のアルバム『風街ろまん』は「はっぴいえんどとしての活動はほぼ完成した」と伝えられるぐらい、かっこいい。

はっぴいえんど解散後のソロ活動では、『A LONG VACATION』などでヒットを記録した。

その後作曲家、音楽プロデューサー、ラジオDJ、著述家など多方面で活躍した。

(詳しくはWikipediaなどを参照してください。)

 

2)曲がかっこいい。

 

DEBUT AGAIN(初回生産限定盤)

DEBUT AGAIN(初回生産限定盤)

 

 

最近の僕のヘビロテは、この『DEBUT AGAIN』です。

僕の主観ですから、読んだ方が聴いたらどう思われるか分かりませんが、名曲揃いだと思います。

風立ちぬ」は松田聖子さんが歌っていましたが、大瀧さんが歌う「風立ちぬ」もキュンとします。

 

 

Best Always(初回生産限定盤)

Best Always(初回生産限定盤)

 

 

こちらの『Best Always』は、大瀧詠一さんのベストアルバムです。

僕は「幸せな結末」が大好きです。

とてもメロディアスで甘い感じがします。

 

 

風街ろまん

風街ろまん

 

 

70年代の作品ですが、聴けば聴くほど味わいが出てきます。

宮澤賢治の影響もあるみたいで、個人的に「颱風」という曲の「どどっどどどー」というオノマトペの歌詞が、ドラムやギターとハモるところがとても好きです。

先ほどもご紹介したように、よくこれほどのメンバーが集まったなという感じがします。

 

 

A LONG VACATION

A LONG VACATION

 

 

大瀧詠一さんの歌手としての最大のヒット作です。

「恋するカレン」の中の「Oh!KAREN」という歌詞が「お金」に聞こえるとか聞こえないとか。

「さらばシベリア鉄道」も、シベ超とか知っている身からすると味わい深いものがあります。

 

3)アメリカのポップス・ロックなど音楽、芸能に造詣が深い。

 

大瀧詠一さんといえばやはりこのことを抜きには語れません。

大変博識でいらして、受け手と送り手の理想的な関係を自らの中で体現しているように見えます。

人は送り手であると同時に受け手でもあります。

インターネットはプロとアマの垣根を低くしたとも言われますが、一方的な送り手も受け手も存在しなくて、プロだって送り手をやっていないときは受け手をやっているわけです。

おそらく大瀧詠一さんが様々な人からリスペクトを受けるのは、受け手としての受信感度の良さゆえなんじゃないかと思います。

そして受け取ったものから、すぐれた曲、面白い情報を作り出していく。

受信者としてのすごさが、すぐれた送信者であることを担保しているのです。

 

というわけで、人の振り見て我が振り直せと思っています。

 

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