カオスの熱量
11月14日(水)断酒21日目
週一回の通院する日だった。断酒は続いているし、気持ちのいい診察時間になった。帰って、ご飯を食べてから、やや波乱含みの展開になる。とりあえず、歩いてヤマダ電機とダイソーに出かけることにしたのだが、玄関を出たら、でっかい虹(それも2本)が現れていた。これがひっかかる。きれいだとかいい意味もあるけど、すぐ消えてしまうはかない虹。
買い物に出かけた道中は、突然スコールみたいな大雨が降ったり、お日さんが差し込んだりして、不安定な天気だった。
ヤマダ電機では、USBからライトニングに変換する機器を買うべきところを、間違えてライトニングではなくUSB−TypeCのものを買って帰ってくる。開封してから気がついて、即、メルカリ送りに決める。メルカリ出品第1号はケーブルの変換器になった。ちょうどダイソーで、メルカリで使うメジャーを1個買ったところだった。
途中、本屋に寄る。Amazonを利用し始めてから、本屋に足を運ぶ回数は激減した。入り口近くの本のランキングを見て、小ぶりな新刊コーナーをぐるっと回ってみる。知っている本が少しと大半の知らない本が並べてある。ハードカバーの『源氏物語』の新訳から怪しげな健康本まで、多種多様というか雑多というか、ほとんど「カオス」である。
「カオス」は悪いことじゃない。人々の複雑な心の中を覗き込んだような気がする。自分で本を手にとって、興味を持ったり必要だと思うものを探す楽しみがある。キュレーション流行りだが、それだと自分で本を探す楽しみが奪われることがある。いま自分が切実に読みたいものは、『源氏物語』とそう遠くないところに平積みされた、医者の勧める食事術の本や一眼レフの使い方のマンガだったりする。そういうことは、直接、本屋さんで見てみないと気が付かない。まわりに人はそんなにいなかったけど、ぼくは熱っぽくなっていた。歩いて帰りながら、あそこには「熱量」があるかもしれない、などと思った。
ちなみに、書店で購入した本は、お金の持ち合わせの都合から一冊だけ。
家に帰ってから、Kindleで購入したのが二冊。
医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
- 作者: 牧田善二
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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3冊も買ってしまって、少し頭を冷やしたほうがいいかもしれない。
最近、深夜になると自分の頭がカオスになるが、今日も断酒継続中。