自分探しの終わりと座椅子を見つける方法

長い間自分探しをしていると、年をとってしまった「無力な自分」を発見する。

どこかに理想の自分があるという思い込みには、現実でなにかさせてみたらいい。

きっとギャップに驚くだろう。

 

座椅子も理想的なものを探すと、きりがない。

リクライニングや、マットの素材、大きさなど、考えに入れる要素はたくさんあるが、座椅子を取り巻く現実はもっと複雑だ。
その時々の部屋や自分の状況にフィットする座椅子を最適というなら、最高の座椅子はいつになったら見つけることができるのか。
求めた結果、座椅子の数が増える。
うちには座椅子が6個ぐらいあるが、使いきったものはない。
 
私は時間認識が上手だとはいえないが、空間認識ははっきり下手だと思っている。
その理由は、じっとして動かないからではないかと思う。
じっとしたまま自分を探す。
カメラを自分の内面から、外に向けたほうがいい。
 
新しい座椅子を探すのはよそうと思っていたけど、また心に火がついてしまった。
でも、どんなのがいいだろう。
ヒントになったのは、台所のテーブルの椅子だったら結構何時間でも座っていられるということだった。
椅子はほとんど同じ場所から動かず、私が椅子の上で「姿勢」を変えているのに気がついた。
自分が座椅子の上で動いてポジションを変えればいい。
そうすればいつでも最適な「姿勢」をとることができる。
 
最適は最高ではないかもしれない。
しかし最高でなくても、最適を求めることはできる。
それは自分自身の「姿勢」の問題なのだ。
 

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