ハイレゾ体験記  第7回 Macで試行錯誤する

おはようございます。

このレポートも7回目まできましたが、実際にオーディオ機器をいじりはじめると、自然に技術的なことを勉強するようになります。

USBケーブルをあちこちつなぐのと同時に、知識もネットワーク状に強化されていきます。

まだまだ知らないことだらけですが、インターネットさまさまといったところです。

ここまでくると、せっかくだし、PCでもハイレゾ音源を聴けないものかと思いはじめます。

 

僕はONKYOの古いミニコンポを出力にしていますが、これってハイレゾ対応はしてないけど、それなりの音の出方はするんじゃないかと期待しました。

そもそもポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)を購入するにあたって、DACとして機能することは確認済みでした。

PC特有のノイズ(第3回を参照)を減らすために、DACMacBookとミニコンポの間に接続します。

tenhare.hatenablog.com

アンプが2つあってなんとも微妙な気持ちになりますが、これで通常の音楽ファイルでもノイズが減って音がよくなるはずなのです。

ただ、ハイレゾに関しては、僕のミニコンポはハイレゾ対応していません。

調べてみると、ミニコンポのサンプリング周波数は44.1kHz なので、96kHzのハイレゾ音源は全部は拾わないと思います。

全く期待しないわけではないのですが。

 

ハイレゾって、そういうところがあって、そもそも音源からして理論上は人間には聞こえないことになっています。

ただ、耳で聞こえなくても、超音波を受け止めるため、体感的に何らかの意味があるという意見があって、一種の信仰に近いところがあるよなぁと思います。

人間の感覚や感じ方って、完全に理解されたとはいえないですし。

また、ライブの音が再現されるという売り文句にしても、言われてみれば、生演奏では高い周波数をそのまま聴いているわけです。

だから、ハイレゾを購入するかどうかという決断は、試してみて自分がどう感じるかによると思います。

 

さて、ハイレゾ対応していないとはいえ、購入したハイレゾ音源はPCでも聴きたいです。

しかしこれが結構再生するのが大変でした。

iTunesハイレゾ音源を認識しますが、flacDSDを認識しません。

今回、購入したのがflacだったため、iTunesでは聴くことができません。

第2回でレポートした JRiver Media Center 20 も試してみましたが、やはりflacを認識しませんでした。

その他いくつかの無料プレイヤーを試しましたが、音が小さくなったり、途切れたりして、なかなかflacを再生することができません。

ネットで調べて、AudioGate 4 のライトバージョン(無料)を試してみると、flacを認識してようやく聴くことが出来ました。

 

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ただ、前述したように、ミニコンポがハイレゾに対応していないので、音がいいとか悪いというコメントはしづらいです

とはいえ、ハイレゾは一つのシステムとして完成させてなんぼであって、音源からスピーカーやイヤホンまでそろえてみなければ、コメントすら難しいです。

次回、最終回、ハイレゾ対応イヤホンまでそろえてみて、音をどう感じたのかコメントしたいと思います。

 

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