続・ハイレゾ体験記  NePLAYERでパフォーマンスを診断する

ハイレゾ体験記が終了しても、ハイレゾ熱というか音楽熱、オーディオ熱はいっこうにおさまりません。

どうしたらいい音が聴けるかの探求は続いています。

 

レポートで、ハイレゾは結構いい音だ、という感想を書きましたが、手元の環境でどの程度のサンプリング周波数の音が鳴っているのか、いまいち確信がもてませんでした。

なので、少し控えめにレポートしたわけですが、今回、NePLAYERを試してみて、iPhoneにポタアンDAC-HA200を接続した環境では、96kHzまで音が鳴っていることが確認されました。

これが、NePLAYERのハイレゾビジュアライザーの写真です。

 

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写真上のflacの数字は音源のサンプリング周波数で、Otherの数字がDACのサンプリング周波数です。


これでようやく確信がもてたわけですが、これまでの設備投資で、iPhoneまわりの音環境は格段によくなったといえます。

寝室で使っていたBluetoothのスピーカーの音が、ラジカセの音に聞こえてしまうぐらい、かなり劇的に進化しました。

メインの音環境としては、iPhoneからBluetoothを飛ばして、ELECOMのレシーバーをつけた古いミニコンポ(1998年製)で聴くか、MacBookProにDAC-HA200をUSB接続して、DAC-HA200をミニコンポとオーディオケーブルで接続して聴いています。

この環境では、44.1kHzまでしか音は鳴りませんが、それでもいい音だといえます。

 

 

さて以前から、ポタアンと古いミニコンポをつなげると、どっちのアンプが働くんだろうという疑問がありました。

アンプがふたつありますよね。

そこで、NePLAYERのハイレゾビジュアライザーで確認して整理したいと思います。

 

1.iPhoneDAC-HA200・イヤホンの場合

 

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2.iPhoneDAC-HA200・ミニコンポの場合

 

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写真上のOtherの数字を確認してみてください。

1.は96kHzで、2.は44.1kHzになっています。

この数字はDACに出力されている数字で、2.の場合は、DACのポテンシャルが十分発揮されていないことを意味します。

ハイレゾ対応のDACが、古いミニコンポのアンプに合わせているのだと思います。

 

ハイレゾは、品物によって規格が96kHzだったり192kHzだったりばらつきがあるので、なかなか統一させにくいのですが、この数字を見る限り、基本的にパフォーマンスが低い方に合わせるようになっているみたいです。

高価でハイスペックなものを買っても、システム系統の中のどこかにロースペックなものが混じると、全部ロースペックな方のパフォーマンスに合わせるのですね。

これはオーディオシステムを組むときの原則のようなものかもしれません。

参考にしてみてください。

 

 

 

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