人にやさしく7・・後記
出雲市民病院を退院して鳥取の家に帰ってくると、あれ程苦しい思いをしたのに、また酒を飲み始めました。
鳥取の主治医からは、酒をやめないと、また病気になる可能性が高いと言われました。
入院から3ヶ月近く経ちますが、インターネットや書籍でアルコール依存症のことを少しずつ調べて勉強するようになって、断酒しようとしました。
しかし、2日か3日もすると激しい飲酒欲求に襲われて飲んでしまうことが何度か続きました。
正直、今でも飲んでしまうことがある。
というか、2日前に飲みました(笑)
ただ、いつかもう少し整理してからもう一度投稿してみようと思うのですが、「飲む理由がなくなってきた」と感じているのも事実です。
振り返ってみると、出雲で死にかけていたわけですが、死にかけて、時間の大切さだとか、自分のやりたいことをやるべきだとか、必要のないことまでやらなくていいとか、そういうことを徐々に深く理解するようになってきたように思います。
無論、やりたいことばっかりやって暮らせるわけではありません。
だから、やりたいことと出来ること、時間とお金、体の疲れなどいろんなことを勘案して、やっていくしかないのだろうと思っています。
アルコール依存症の回復にマニュアルみたいなのはたぶんなくて、ひとりひとりが考えながらやっていくしかないんじゃないかなと思います。