コミュニケーションの前提とルール

最近本を読んでいて目を開かされる思いだったのが、松浦弥太郎『考え方のコツ』でした。

暮しの手帖」の編集長をされているそうですが、コミュニケーションについての考え方はなるほどと腑に落ちるものでした。

 

まずコミュニケーションの前提は、自分が幸せでいることだといいます。

なぜかというと、笑顔は笑顔の人を呼び、文句や愚痴は文句や愚痴を呼ぶからです。

幸せは目的ではなくて、前提なのです。

この考え方に僕ははっとさせられました。

いつも幸せではいられないとしても、自分は幸せだと考えて感謝することはできそうです。

 

コミュニケーションのルールは、つまるところ自分の感情をコントロールする技術であり、これを身につけないと何事も成功しないといいます。

たえず感情に振り回される人を大人っぽいとは思いませんよね?

それじゃあ、赤ちゃんみたいじゃないかと思います。

感情をコントロールするといっても、感情を押し殺すことではありません。

自分がどれほど恵まれた立場にいるか思いを巡らせれば、自然と感謝の念が起こるはずです。

自分は幸せだと考えるとはそういうことです。

自分の感情をコントロールして、自分は幸せだと考えることで、まわりに笑顔の人が集まってきたら、それこそ幸せな状態じゃないかと思います。

 

 

 

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