2016-01-01から1年間の記事一覧

おれ、音楽沼にはまる。レコードプレイヤーまで買ってしまった。

横浜、たそがれ、ホテルの小部屋♪ 自宅の小部屋からすいません。 音楽ネタがつづきます。 やれクラシックだ、ハイレゾだ、いってたら、とうとうアナログの音が聴きたくなってしまいました。 もうね、これは沼ですよ。 音楽沼。 最初は図書館で粛々とクラシッ…

レナード・バーンスタインのベートーヴェン交響曲第7番

バーンスタインといえば、カラヤンと並び賞される20世紀後半を代表する指揮者です。 3人目になると意見が割れるのは世界3大オーケストラでも同じですが、バーンスタインとカラヤン、ウィーンフィルとベルリンフィルは堅いと思います。 僕がクラシック好…

体験的読者論

僕は30代になってから、村上春樹の小説を読み始めた。 もっと若い頃に読んだこともあったが、いまひとつピンとこなくて熱心な読者になることはなかった。 なんというか少し暇になったこともあって、ひとりの作家を追いかけるということを始めてみようと思っ…

つれづれなるままに 日暮らし 硯にむかひて 「Kiss4月号」

Kiss4月号に「のだめカンタービレ」の読み切りが掲載されています。 僕は単行本で読んでいて、しかも未だ完読してないのですが、Kissを読んでみました。 ツイッターで予告があったとおり、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番でした。 ラフマニノフといえば、…

なんでもベスト5 哲学書編

第5位 純粋理性批判 イマヌエル・カント 純粋理性批判〈1〉 (光文社古典新訳文庫) 作者: イマヌエルカント,Immanuel Kant,中山元 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2010/01/13 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 73回 この商品を含むブログ (41件) を見る…

貯水槽の上の美少女 ほしよりこ『逢沢りく』

まず、このマンガの特徴は、上下巻以外、ひとつも区切りがないことです。 第何話というような切れ目が一切ありません。 だからどこで一息つくとか、読者は自分で判断することになります。 なんでもないことに思われそうですが、この作品のテーマに「技巧」が…

相似するものたち 雪かき仕事とテンペストとグレン・グールド

最近時々、家で皿洗いをするようになった。 同居する母親がほとんど家事をしてきたのだけど、徐々に役割分担をしていこうという空気になってきたからだ。 皿洗いをしていると、やるべきことが目の前に積まれているのに気づく。 面倒だなぁと心を曇らせながら…

これはスゴい!ハイレゾでベートーヴェン交響曲第7番を聴いてみた!

クラシックにもポップな曲があるなと思ってはまったのが、ベートーヴェンの交響曲第7番でした。 ポータブルヘッドホンアンプを買ってハイレゾ環境に対応、模索を始めたのだけど、ある意味、出来上がってしまったかもしれない。 音楽の場合、たくさんの要素…

空っぽの入れ物と無関心 四元康祐『偽詩人の世にも奇妙な栄光』

あらすじのつもりが、思いの外、大部の抜き書きになってしまいました。 そのつもりでお読みください。 タイトルからして、どこか既視感がある。 吉本昭洋は、中学2年の時に中原中也の詩集と出会い、詩にとりつかれる。 トタンがセンベイ食べて 春の日の夕暮…

日本の現代国語教育の問題点と対策

僕はもう20年以上前に高校を卒業した人間ですが、その当時、現代国語というのがどうにも解せない科目でした。 今はどうか知りませんが、評論文や小説の断片や短篇を読まされるんですよね。 高校生ぐらいになれば、辞書さえあれば日本語で書かれた文章なら、…

愛というにはほど遠いけれど 魔法少女まどか☆マギカ

先日「魔法少女まどか☆マギカ(全12話)」を通して見ました。 そして今朝「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ(前編)」を見ていたのですが、シーンもセリフも基本的には同じだったので、ちょっと暁美ほむら的な冷めた目で見てしまいました。 どちらかというと考…

雪化粧

昨晩から今日にかけて雪が降りました。 外に出てみるとうっすら雪が積もっています。 これは午後の鳥取市内です。 幹線道路ではない道で、日陰のところは、アイスバーン状態になっていました。 危険なので、車のスピードを落とします。 山間部に行くと、雪が…

ボトルネックの不思議

ボトルネックということばを聞いたことがあるだろうか。 ビジネス書のタイトルで、ボトルネックを解消しなさい的なものがあったら、それはこういうことだ。 音楽のオーディオシステムをイメージしてほしい。 単純なところでは、iPhoneにイヤホンを指しただけ…

iPad Air2のベストな画面ポジションを発見した!(右利き用)

iPad Air2を購入して1年と2ヶ月。 僕はホームボタンが下にくる画面設定にしていました。 デフォルトだとそうですよね。 デザインがiPhoneをそのまま大きくした感じだし、iPad Air2でもなんの疑いもなくそうしていました。 映像をみるときは、横にくるっと回…

言葉の魔法 魔法少女まどか☆マギカ

魔法少女まどか☆マギカを見ています。 普段ほとんどアニメは見なくて、あ、でもネットで無敵超人ザンボット3も見てるかな。 とにかく、DVDで見た新世紀エヴァンゲリオン以来、久々にアニメにはまっています。 しかしこれは男の習性なのでしょうか。 1本見終…

鳥取砂丘コナン空港に行ってきた

先日、鳥取砂丘コナン空港に行ってきました。 ふらっと写真を撮りに行って、お迎えとお見送りをしてきました。 屋上送迎デッキに上ると、北には日本海と滑走路が見えます。 滑走路の側には「ようこそ鳥取へ」の文字も見えます。 南には駐車場の向こうに湖山…

背筋を伸ばしたくなるマンガ 高野文子『黄色い本』と『るきさん』

高野文子さんの『黄色い本』の表題作「黄色い本」を読みました。 何かで素敵な読書論になっているとの評を読んだからです。 若い人に混じって書店のマンガコーナーをうろうろ探していると、だんだん場違いなような気がして恥ずかしくなったのですが、「読書…

クラシックオムニバスのハイレゾ音源を買ったのだけど・・・

ハイレゾ音源を購入した。 去年の大晦日にテレビ東京系の年越し番組ジルベルト・コンサートで演奏されていた「ボレロ」を含むクラシックのオムニバスだ。 これでハイレゾ音源では二つ目のアルバムである。 「ボレロ」の他にも、ロッシーニの「泥棒かささぎ」…